ウクライナのコロナワクチン摂取は2月開始=ゼレンシキー大統領
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は25日、新年のお祝いによる新型コロナウイルスの爆発的感染は発生しなかったこと、また2月にはウクライナでもコロナワクチンの摂取が始まると発言した。
大統領が動画メッセージにて伝えた。
大統領は、「今日、私たちは都市封鎖を終えた。私は、皆に感謝を伝えたい。感染爆発は起きなかったし、感染者より回復者の数が多くなっている」と発言した。
また大統領は、コロナ患者向けの病床が1万4000台追加され、現在合計で約7万となっており、その内70%が空いており、80%が酸素吸入を行う機材が設置されていると伝えた。
加えてゼレンシキー大統領は、「もう1つの良いニュースは、ワクチンが2月にも始められるということだ。詳細はもうすぐ伝えられる」と発言した。
大統領は現在のコロナ感染状況につき、「状況は安定し、コントロール下にあり、(昨年)春のような驚異的なものではない。私たちは、毎日(感染者数の)記録を更新していた時と比べて、感染者数を何倍も減らすことができている」と指摘した。
ゼレンシキー大統領は、1月8日から24日まで施行された対コロナ強化防疫措置は、他の欧州各国と比べても期間も短く、比較的リベラルであったが、爆発的感染を防ぐことに成功したと発言した。
同時に大統領は、強化方策終了はCOVID-19との闘いが終わったことを意味しないとも述べ、「引き続き安全ルールを守り続けるよう強くお願いする。マスクをし、手を消毒し、距離を保って欲しい。症状があれば、かかりつけ医に連絡して欲しい」と呼びかけた。
写真:大統領府