シュミハリ首相、外国籍者のウクライナ入国制限決定の例外対象につき説明

シュミハリ首相、外国籍者のウクライナ入国制限決定の例外対象につき説明

ウクルインフォルム
シュミハリ首相は、8月29日に発効し、9月28日まで続く外国籍者のウクライナ入国制限の例外対象につき説明した。

27日、シュミハリ首相がフェイスブック・アカウントにて伝えた

首相は、「昨日(26日)、政府は、コロナウイルスの急速な拡散を予防するため、一定のカテゴリーの外国籍者に対し、8月29日から9月28日まで一時的に入国を制限することを決定した」と喚起した。

その上で首相はまず、「圧力や迫害を感じ、追加的保護を必要としているベラルーシ国民は、ウクライナで保護を受けることができる」と説明した。その場合、ベラルーシ国民は、国境検問地点にて、国境警備隊に事情を説明すると良いとのこと。

その他、入国が認められるのは以下のカテゴリーの外国籍者・無国籍者となると発表された(編集注:一覧のうち、※がつくカテゴリーの者は、ウクライナに代表部を持ち、新型コロナウイルス感染症治療費、観測費用を埋め合わせるだけの支払いのできる保険会社の保険を所有していなければならない)。

・トランジット目的でウクライナ国内に入国する人物(2日間以内の出国が確認できる文書を所有していること)

・ウクライナの教育機関で学習している者

・ウクライナ軍の軍役に就いている者

・ウクライナ領に恒常的に居住しており、その証明書(一時的滞在許可証あるいは恒常的(永住)滞在許可証)を持つ者

・難民、あるいは、追加的保護が必要な者

・外交官、領事機関職員、ウクライナにて認証済みの公的国際ミッションや機関の職員及びその家族

・ウクライナ外務省の招待で到着する者

・貨物輸送車両の運転手・乗員、定期バス、航空機、海上・河川船舶の乗員、電車・機関車乗員

・文化施設の招待で滞在する文化活動者(帯同者1名)

・北大西洋条約機構(NATO)加盟国やNATOプログラム「平和のためのパートナーシップ」(PfP)参加国の軍のインストラクターで、ウクライナ軍の訓練への参加者、あるいはウクライナ国防省の招待で滞在する者

・ウクライナ領で実施される公式スポーツ大会参加者、及びその同行者

・移植目的の造血幹細胞の輸送をする者

・ウクライナの保健施設で治療目的に滞在する者

また、シュミハリ首相の発表した例外対象リストには、注意書きで「国境警備庁長官は、ウクライナ国内法に従い、外国人の国境通過について追加的決定を採択することができる」と書かれている。

なお、26日、閣僚会議は、国内の新型コロナウイルス感染拡大を受け、8月29日0時00分に発効し、9月28日0時00分まで、一部を除き、外国籍者のウクライナへの入国を禁止する決定を採択していた


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