クレーバ外相、ＥＵのサイバー攻撃関連制裁発動を歓迎

３０日、クレーバ外相がツイッター・アカウントに書き込んだ。

外相は、「ＥＵによるサイバー攻撃を行った者に対して制限措置を適用する決定を歓迎する。同決定により、ＥＵは、サイバー攻撃に責任がある、あるいは関与した個人あるいは法人に制裁を科すことが可能となる。それはロシアによるサイバー空間での攻撃的活動の抑制に役立つものだ」と書き込んだ。

続けて外相は、同決定はサイバー空間における、民主的社会の支柱に脅威をもたらす攻撃への強靭性を高めるものだと指摘した。

更に外相は、ＥＵの新制裁体制が第三国へのサイバー攻撃への制裁も想定していると指摘し、それにより、ウクライナの重要インフラへのサイバー攻撃を行った者の追跡、特定、対応におけるＥＵとウクライナの間の協力の扉が開くと説明した。

I welcome the EU decision to apply restrictive measures against those who committed cyber-attacks. It allows the EU to impose sanctions on persons or entities that are responsible for or involved in cyber-attacks. This will help deter Russian malign activity in the cyberspace 1/3

— Dmytro Kuleba (@DmytroKuleba) July 30, 2020

Since the EU cyber sanctions regime also covers cyber-attacks against third states, it opens the door for cooperation between the EU & Ukraine in issues of tracking, identifying and responding to those who committed cyber-attacks on the critical infrastructure of Ukraine. 3/3

— Dmytro Kuleba (@DmytroKuleba) July 30, 2020

これに先立ち、ＥＵは、サイバー攻撃に関係するロシア、中国、北朝鮮の個人・法人に対して制裁を発動していた。