オランダ政府、マレーシア機撃墜につき欧州人権裁判所へのロシア提訴を決定
ウクルインフォルム
オランダ政府は、2014年のウクライナ東部ドンバス地方でのマレーシア航空機撃墜につき、欧州人権裁判所へロシアを提訴する準備を行う。
7月10日、オランダ政府が決定した。オランダ政府ポータルサイトが伝えた。
発表によれば、ステフ・ブロック・オランダ外相は、「MH17悲劇で亡くなった298名とその遺族のための正義の達成は、政府にとっての優先課題であり続けている。私たちが本日、欧州人権裁判所へと提訴し、それにより遺族のクレームを最大限サポートするという一歩は、その目的に私たちを近づけるものである」と発言した。
なお、オランダ政府は、2018年5月、オーストラリア政府とともに、MH17撃墜事件への関与につき、ロシアを正式に断罪している。
また、2020年3月から、オランダのスキポール裁判コンプレクスにて、MH17機撃墜事件の公判が始まっている。