ヴァカルチューク最高会議議員、声党会派離脱 議員辞職を追及
ウクルインフォルム
スヴャトスラウ・ヴァカルチューク最高会議(国会)議員は19日、所属する声党会派を離脱した。
ドミトロー・ラズムコウ最高会議議長が同日の本会議にて発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
議長は、「スヴャトスラウ・ヴァカルチューク最高会議議員が声党会派から離脱したことを発表する」と発言した。
また、同日、ヴァカルチューク議員自身は、フェイスブック・アカウントにて、会派離脱を通じて議員辞職することにつき党内合意を目指していると書き込んだ。
ヴァカルチューク議員は、「私は自分の決定を変えない。そのため、最高会議にて法的に私ができる唯一の選択肢はこうだ。まず、会派を離脱し、それから党大会にて党の(比例)リストから除外される。憲法によれば、それにより自動的に私の議員マンデートは喪失する」と発言した。
同時にヴァカルチューク議員は、声党の党員ではあり続け、同党が発展するよう今後も活動していくと強調した。
同議員は、「私の代わりに(比例)リストの次の候補者が議会に入る。今回入るのは、アリーナ・スヴィデルシカ氏だ。法律家であり、高いレベルのエネルギーの専門家であり、ケンブリッジ大学卒業生だ」と指摘した。
これに先立ち、6月11日、ヴァカルチューク氏は、議員辞職の意向を発表していた。しかし、18日、最高会議は、同氏の議員辞職を否決していた。