ゼレンシキー大統領、東部でウクライナ軍を攻撃しているのが「誰なのか知っている」と発言
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は、東部ドンバス地方にてウクライナ軍を攻撃しているのは、色々な人々であり、その中にロシア軍人もいると発言した。
20日、ゼレンシキー大統領が自身の就任1年目を記念した記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
大統領は、「そこにいるのは色々な人たちだ。私は、そこで起きていることを知っている。そこには、ロシア人や、国籍を取得してロシア国民となったウクライナ人がいる。そこでは国籍付与が行われているからだ。民間人が複雑な条件を経てロシアの身分証明書を取ったとしたら、『神よ彼らと共にあれ』とでも言うしかないが、私たちを攻撃する戦闘員は、一体誰だろうか? 彼らは、もう(ロシア)身分証明書を持っており、もうロシア国民である。私たちは、そこにいる人たちが様々であることを確かに知っている。多くの関与の証拠があり、あなた方見たように、私たち側を攻撃するその場所には、ロシアの空挺隊員もいたし、色々な人がいるのであり、私たちは、そのことを全て理解している。そして、毎回そのことを繰り返す意味はないのだ」と発言した。
大統領は、ウクライナ大統領である自身による裏切りはないと述べ、「私たちは、そこに誰がいるか確実に知っている、何人いるかについても確実に知っている、なぜ攻撃してくるのかもだ」と発言した。
大統領はさらに、ドンバスにはロシア軍人もロシア国民もいると述べた上で、ミンスク協議は、ウクライナ、ロシア、OSCEの3者が主体なのだと強調した。