クレーバ外相「ジャパロヴァ氏はクリミア問題以外も担当する」
ウクルインフォルム
クリミア・タタール貴社のエミネ・ジャパロヴァ氏が外務第一次官に任命されたら、クリミア問題のみならずその他の問題も担当することになる。
18日、ドミトロー・クレーバ外相がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
外相は、「エミネ・ジャパロヴァが全ての任命手続きを速やかに通過し、もうすぐ私の第一次官になることを期待している。ゼレンシキー大統領に彼女の候補とする案への支持と同意につき感謝する。エミネは、ウクライナ外交幹部における最初のクリミア・タタール人代表者となるのだ」と指摘した。
外相は、外務第一次官ポストとというのはシステムにおける特別な職であり、「行動のために多くの余地があり、結果に多くの責任がある」ポストだと説明した。
同時にクレーバ外相は、ジャパロヴァ氏の担当はクリミアだけでなく、広報文化外交(パブリック・ディプロマシー)等のその他の重要なことも担当していくと伝えた。
また、同日、エミネ・ジャパロヴァ氏本人は、フェイスブック・アカウントにて自らが外務第一次官の候補となったとの情報を認めつつ、同時に、まだ任命されていないことを強調した。ジャパロヴァ氏は、大統領の同意後の手続きとして、外務省による提案(既に実施済み)、特別調査、その後閣僚会議による任命となるのだと説明した。
ジャパロヴァ氏は、「複数の分野を担当していく。それにはクリミア問題と広報文化外交も含まれる。もちろん、このような高いポストへのクリミア・タタール女性の任命は、この国の歴史で初めてのことだ。そう、これはシグナルなのだ」として、良心のもと仕事をし、実質的な結果が出るように最大限の努力をしていくと述べた。
また、同氏は、省庁間協力や、市民社会分野との連携に特にオープンでいると約束した。