防疫措置の次の緩和は5月22日から=保健相
ウクルインフォルム
新型コロナウイルス感染対策として施行されている防疫措置の次の緩和は、5月22日に行われる。この緩和にて、公共交通機関の運行再開、幼稚園運営、ホテル営業、全国共通試験実施、スポーツ大会が許可される。
14日、マクシム・ステパノウ保健相が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ステパノウ保健相は、「次の(緩和の)段階は、5月22日だ。第1段階は5月11日だった。全ての(緩和)段階は、10日ずつで計算していた。これは、私たちが情報分析をもとに次の段階に移行する準備があるかどうかを決められる期間だ。5月22日に計画している緩和は、スポーツ大会実施、ただし無観客、ホテルの営業再開、ただしホステルは除き、また(ホテル内の)レストランやスポーツ施設の利用を除く。そして全国共通試験を許可する。また、公共交通機関と幼稚園にも関連の許可を出す」と発言した。
大臣は、それぞれの緩和は防疫ルール、マスク着用、社会的距離を保たなければならないとし、また緩和は政府が決定すると伝えた。
また、大臣は、防疫措置からの出口計画は4段階あるとし、それらは状況分析をもとに具体的基準に従って適用されていくと伝えた。
大臣は、基準につき、人口10万人の過去7日間のCOVID-19確認件数、COVID-19患者による病床利用率(50%未満でなければならない)、検査数(人口10万に対して15の検査が行われるべき)、過去7日間と比べた場合の次の7日間の新規COVID-19確認件数、あるいは実効再生産数(R)(0.9〜1.0)を挙げた。
加えて大臣は、これらの緩和段階は、感染状況の異なる地域によって施行タイミングは異なると説明した。