サーカシヴィリ氏、アヴァコウ内務相との関係につき「今は対立の時ではない」
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ウクルインフォルム
ウクライナにて改革担当副首相への就任が指摘される元ジョージア大統領のミヘイル・サーカシヴィリ氏は、アルセン・アヴァコウ内務相との関係につき、現在は対立の時ではないとコメントした。
24日、サーカシヴィリ氏が与党会派「人民奉仕者党」議員との会合前に、記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
サーカシヴィリ氏は、アヴァコウ内務相とのこれまでの対立に関して質問されると、「今は対立の時ではない」と返答した。
また、サーカシヴィリ氏は、ゼレンシキー大統領から、自身が副首相に任命された場合、IMFとの協議を担当するよう提案されたとはつっ現した。同氏は、「ウクライナは、今受け取っているよりもっと多くの支援が必要だ。ウクライナは、協議にて、国家の尊厳と利益を維持できるだけのラインが必要なのであり、誰か個人の利益を維持してはならない」と発言した。また、IMFとの間で多くの協議の経験があるとも述べた。
これに先立ち、22日、サーカシヴィリ元オデーサ州行政府長官(元ジョージア大統領)は、ゼレンシキー大統領から改革担当副首相のポストを提案されたとし、また本件につきシュミハリ首相と話したと発言していた。また、ウクライナ大統領府も、ゼレンシキー大統領とサーカシヴィリ氏の面会が行われたことを認めている。