元スウェーデン首相、露外務省のクリミア関連発表を「ばかげている」とツイート
ウクルインフォルム
カート・ビルト元スウェーデン首相は、ロシア連邦外務省によるクリミアに関する発表を「ばかげている」と指摘した。1日付のロシア外務省の声明には、同国のクリミア違法併合を「ウクライナでの外国の支援を受けた武力クーデターに続く、クリミア住民の自決権の合法的行使」と表現されていた。
1日、ビルト氏がツイッター・アカウントに反論ツイートを書き込んだ。
ビルト氏は、「ばかげている。キーウ(キエフ)で武力クーデターなど一切なかったことは明らかであり、あったのは失敗し完全に汚職した大統領の崩壊である。加えて、プーチン自身が、自国部隊をクリミア奪取のために派兵したと既に述べているのだ。それは明らかにあからさまな国際法違反であった」と強調した。
Rubbish. There was certainly no armed coup in Kyiv - just the collapse of a failed and throughly corrupt president. And Putin himself has talked about how he sent his troops to take over Crimea. That was obviously in blatant violation of international law. https://t.co/PXucXn7n7k
— Carl Bildt (@carlbildt) January 1, 2020
ビルト氏がコメントしたロシア外務省の声明には、その他、クリミア占領に関して「クリミア共和国独立とロシアへの編入の宣言」との表現も用いられていた。