ウクライナ大使館、香港でのウクライナ国民拘束の情報を確認中
ウクルインフォルム
ウクライナ大使館は、中国の関係機関に対して、香港で拘束された人物の中にウクライナ国民が含まれていないか報告するよう要請した。
11日、ウクライナ外務相のヴァシーリ・キリリチ領事保障局局長がウクルインフォルムに伝えた。
キリリチ局長は、「大使館が、拘束あるいは逮捕されたウクライナ国民がいないか報告するよう要請した。拘束事実が確認された場合、領事が、国際法規範に従い、被拘束者の権利保護の確保を行う」と発言した。
また、ウクライナ外務省は、香港での抗議運動に関連して、同地への渡航に関し、勧告を作成したとのこと。集団の集まる場所を訪れたり、集会に参加することを避けることなどが勧告されているという。
これに先立ち、ソーシャルメディア上に、数か月にわたり抗議運動の続いている香港にてウクライナ国民数名が拘束されたとの情報が拡散された。同情報には、ウクライナ国民は香港空港到着後、空港を出ることが認められず、拘束され、事情聴取を受けた後、強制退去に向けた準備が行われていると書かれていた。