欧州議会、解放されたセンツォフ映画監督にサハロフ賞賞状手交
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ウクルインフォルム
26日、ロシアにて政治囚として拘束されていたクリミア出身ウクライナ人映画監督のオレフ・センツォフ氏に、欧州議会の人権や自由を称える「サハロフ賞」の賞状が手交された。センツォフ氏は、2018年、拘束の際に同賞を授与されていた。
授賞式は、ストラスブールの欧州議会の本会議中に実施された。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
欧州議会のデヴィッド・サッソリ議長は、「私は、2018年にアンドレイ・サハロフ賞を受賞したウクライナの映画監督・作家を祝福する。彼は、勇敢さにより非常に高い代償を払わされたのだ」と発言した。
センツォフ氏は、授与式の際、サハロフ賞は自分個人のために受け取るのではなく、現在もロシアに拘束されている全ての政治囚の人たちのために受け取るのだと強調した。
なお、センツォフ氏は、2018年にこのサハロフ賞を授与されている。当時、センツォフ氏は、ロシア国内にて拘束されていたため、同氏の代わりに親族と弁護士が賞を受け取っていた。
オレフ・センツォフ氏は、9月7日にウクライナとロシアの間の被拘束者交換の際に解放され、ウクライナへ帰還していた。
写真:UKRinEU(ツイッター)