現在ウクライナ東部被占領地での自由な選挙実施の前提条件は整っていない=OSCE議長

現在ウクライナ東部被占領地での自由な選挙実施の前提条件は整っていない=OSCE議長

ウクルインフォルム
欧州安全保障協力機構(OSCE)の議長である、ミロスラフ・ライチャーク・スロバキア外相は、ウクライナ東部ドンバス地方の非政府管理地域における地方選挙は自由かつウクライナ国内法にもとづいて実施されなければならないが、現時点では、そのための前提条件は整っていないと指摘した。

17日、BBCウクライナ語版がライチャーク外相のインタビューを掲載した

ライチャーク外相は、「具体的な詳細は関係者が合意しなければならない。ドンバスはウクライナ領なのであり、ウクライナ政権・政府が、自由な選挙の実施のための雰囲気と前提条件がそろっている、と述べてはじめて選挙が組織可能だというのは、私は正当なことだと思っている。そして、現在、そのような状況は存在しない」と発言した。

同外相は、ドンバス地方における自由な選挙は、自由な条件かつウクライナ国内法にのっとってのみ実施可能だと強調した。また、同外相は、OSCEやその他の国際機関の国際監視員による監視が保障されねばならない指摘し、「つまり、ウクライナの法体系において実施されねばならないのだ」と強調した。

外相は、そのような状況が実現してはじめて、選挙が組織できるのであり、その選挙を自由なものだと呼べるのだと繰り返した。

外相は、「現在、自由な選挙をウクライナの国内法にのっとって非政府管理地域で行うための前提条件はない」と発言した。


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