仏・露大統領、今後の4国首脳会合につき協議
ウクルインフォルム
マクロン仏大統領とプーチン露大統領は、電話会談を行い、ドイツ・フランス・ウクライナ・ロシアの4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」での次期首脳会合の議題について協議した。
8日、ロシア大統領府が発表した。
発表には、「ロシア大統領は、『ノルマンディ4』次期首脳会合の議題の準備を丁寧に行うこと、とりわけ、同会合の結果として首脳達が採択することになり得る決定の準備を行うことが適切だと指摘した」と書かれている。
発表にまた、プーチン露大統領が「シュタインマイヤー・フォーミュラ」についても言及したことが伝えられている。発表には、「この文脈で、衝突ラインの合意した地点における兵力等引き離しと『シュタインマイヤー・フォーミュラ』の文書への記載を含め、2015年と2016年におけるパリとベルリンでの過去の首脳会合で達した合意を、ウクライナ政権が履行することが不可欠である点に注意が向けられた」と書かれている。
同電話会談では、7日に実施された人質交換についても話されたとし、双方とも「肯定的に評価」したと伝えられた。
また、紛争解決の基本としての「ミンスク方策パッケージ」には代替がないことに注意を向けた他、ノルマンディ・フォーマット枠内での建設的共同作業の継続をする準備があることを確認したと書かれている。