ツェマフ氏への尋問はロシアへの引き渡し前に行われた=ゼレンシキー大統領
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、武装集団「DPR」の戦闘員として拘束されていたヴォロディーミル・ツェマフ氏には、ロシアへ引き渡される前に尋問が行われたと発言した。
7日、ゼレンシキー大統領がボリスピリ空港での記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「尋問は行われた。(編集注:ロシアへの)帰還の直前だけではない。名前は言わないが、私たちは、欧州の首脳たちとタイミングやあらゆる捜査の行動のために時間について話してきた。私たちは、全て行なった。要請されたことは全て行なった。それは困難であった。私は、これにより交換が破綻するかもしれないと、恐れていたのだ」と発言した。
なお、9月5日、キーウ(キエフ)控訴裁判所は、武装集団「DPR」のスニージュネ市の元「対空防衛部隊指揮官」であり、MH17撃墜事件の証言者である、ヴォロディーミル・ツェマフ容疑者の未決囚予防措置を、拘束から特別義務の下での釈放に変更する判決を下した。ツェマフ氏は、本年6月末、ウクライナの特殊帰還が被占領下から連行した人物。