ドンバス武装集団の戦闘員に対する恩赦は行わない=ラズムコウ人民奉仕者党党首
ウクルインフォルム
ドミトロー・ラズムコウ人民奉仕者党党首は、ウクライナ東部ドンバス地方の戦闘は止まるべきだが、違法武装集団の参加者に対する恩赦は一切看過し得ないとし、特に軍事犯罪を行った人物には恩赦はないとの考えを示した。
22日、ラズムコウ党首がICTV局の番組中に発言した。
同党首は、「武装集団への恩赦、軍事犯罪に関与した人物への恩赦について話すなら、私は、その場合、ウクライナでもその他の国でも、一切恩赦は適用されないと思うし、それ以外の可能性はあり得ないと思っている」と発言した。
なお、ロシア連邦のセルゲイ・ラヴロフ外相は、ロシアは、ウクライナが武装集団戦闘員に恩赦を与え、ドンバス地方に特別地位を与えることを憲法に記載し、同地で選挙を実施しない限り、同地に国連平和ミッションを展開することを認めないと発言していた。