大富豪コロモイシキー氏、次期大統領府長官職の任命につき、自身の考えを提示
ウクルインフォルム
オリガルヒ(大富豪)のイーホル・コロモイシキー氏は、ヴォロディーミル・ゼレンシキー次期大統領政権下の大統領府長官職に、自身の弁護士であり、ゼレンシキー・チームに参加するアンドリー・ボフダン氏が任命される可能性があると発言した。
コロモイシキー氏がRBCウクライナ通信に対するインタビュー時に発言した。
同氏は、ゼレンシキー次期大統領が次期大統領府長官職に任命できる人物は複数いるとし、「選べる人物は複数いる。(セルヒー・)シェーフィル、(アンドリー・)ボフダン、(ルスラン・)ステファンチュークだ。私は、ボフダンを推す」と強調した。
また、ボフダン氏はコロモイシキー氏の弁護士を兼ねており、メディアの観点では、同氏を大統領府長官職に任命するのは矛盾的でないかとの見解に対しては、「何が問題であろうか。ボフダン氏が自身のチームとともに何かを実現するために(政権に)入るなら、メディアの観点を心配など一切すべきでない」と発言した。
なお、コロモイシキー氏は、本年4月の段階で、ゼレンシキー次期大統領の司法相談役を務めるアンドリー・ボフダン氏が、同時に自身の弁護士であることを認めていた。また、その後の報道では、ボフダン氏は、憲法裁判所が刑法典の違法蓄財条項を違憲とする判決を下して以降、憲法裁判所長官と会談したことが報じられている。