デンマーク外相「ロシアがウクライナ海軍軍人を解放しなければ、追加制裁を審議」
ウクルインフォルム
サムエルセン・デンマーク外相は、ロシアが近くウクライナ海軍軍人を解放しなければ、欧州連合(EU)は対露制裁発動を審議すると発言した。
21日、サムエルセン・デンマーク外相が、自身のツイッター・アカウントで述べた。
同外相は、「ロシアは、いまだに24名のウクライナ海軍軍人を拘束している。もし彼らがすぐに解放されなければ、EUは、対露制裁問題を審議しなければならない」と書き込んだ。
また、同外相は、ロシアのアゾフ海での行動は受け入れられないと指摘した。
Russia still detains 24 Ukrainian seamen. If not released soon #EU will have to look into sanctions against Russia. Unacceptable behaviour at the Sea of Azov. #dkpol
— Anders Samuelsen (@anderssamuelsen) 21 січня 2019 р.
これまでの報道にあるように、昨年11月25日、ケルチ海峡沖にて、ロシアの国境警備船が、ウクライナ艦船3隻に対し砲撃、だ捕し、乗船する24名の海軍軍人と保安庁職員を拘束していた。
これまでに、被占領地クリミアにおけるロシアがコントロールする「裁判所」がこれら24名全てを4月まで逮捕する判決を下している。
現在、21名はモスクワ市内の拘置所「レフォルトヴォ」にて拘束、3名は「マトロスカヤ・チシナ」で拘束されている。この24名全員が、ジュネーブ条約にのっとり、自らを捕虜であると宣言している。