露に拘束されるクリーフ氏、5年間家族と面会できず
在イギリス・ウクライナ大使館がツイッターに書き込んだ。
ツイートには、「ウクライナ政治囚であり、ロシアにて捏造の罪状により20年間の拘禁判決を受けたスタニスラウ・クリーフ氏は、自らの配偶者、息子、両親と5年にわたり面会できていない。彼は、強い心理的を受けている。弁護士が言うには、彼は徐々に正気を失いつつあるとのことである」と書かれている。
#Ukrainian political prisoner imprisoned under fake charges in #Russia for 20 years Stanislav Klykh hasn't seen his wife, son & old parents for 5 years. He is under tense psychological pressure. His lawyer says that Stanislav is slowly losing his mind. #LetMyPeopleGo #FreeKlykh pic.twitter.com/f7fUhk8m3e
— Ukraine's Emb. to UK (@UkrEmbLondon) 26 грудня 2018 р.
ツイートには、クリーフ氏の解放を求めるハッシュタグ「#FreeKlykh」が足されている。
これまでの情報では、スタニスラウ・クリーフ氏とミコラ・カルピューク氏は、2016年に有罪判決を受け、それぞれ20年と22年半の拘禁刑が言い渡されている。ロシアの捜査側の主張は、彼らは「ウクライナ民族議会・ウクライナ民族自警団(UNA-UNSO)」のメンバーであり、1994~95年にチェチェンにおける戦闘に参加して戦っていたというもの。他方で、クリーフ氏は、チェチェンには一度も行ったことがないと主張している。
また、クリーフ氏の精神状態は拘置所での拷問により悪化しているとのこと。クリーフ氏の母は、アルセーニー・ヤツェニューク前首相に関する証言を強制するためにクリーフ氏は拷問を受けていると述べていた。