クリミア「裁判所」、ウクライナ海兵12名の逮捕を「決定」
ウクルインフォルム
27日、シンフェローポリの「裁判所」は、25日にケルチ海峡で拘束されたウクライナ海兵24名のうち12名を2か月間逮捕するという決定を下した。
クリミア人権保護グループが伝えた。
報告には、「2018年11月27日、シンフェローポリ市キーウ地区裁判所は、以下のウクライナ海軍軍人を2019年1月25日までの1か月29日間勾留することを決めた。勾留されるのは、ヴォロディーミル・ヴァレメズ、ヴィクトル・ベスパリチェンコ、ヴォロディーミル・テレシチェンコ、セルヒー・ツィビゾウ、アンドリー・オプリスク、ユーリー・ブジル、ミハイロ・ウラシューク、セルヒー・ポポウ、ボフダン・ホロヴァシュ、ロマン・モクリャク、セルヒー・チュリバ、ウラディスラウ・コスティシンである」と書かれている。
また、これら12名の軍人は、ロシア連邦刑法典第322条3項にのっとった「事前合意による違法な集団越境」で断罪されたとのこと。
すでに報道にあるように、11月25日、ロシア連邦の国境警備船が、オデーサからマリウポリへ向かっていたウクライナの艦船3隻に対し激突や砲撃などの攻撃的行為をとった。その後、ロシア特殊任務部隊がこの3隻(ベルジャンシク、ニコポリ、ヤニ・カプ)をだ捕した。ウクライナ海軍の情報では、この3隻には24名のウクライナ軍人が乗っており、4名が負傷、うち1名が重傷とのこと。