ヤツェク・チャプトヴィチ・ポーランド外相
ポーランドは、自分の政治的道を選択するウクライナの権利を擁護していく
07.09.2018 16:34 150

ポーランド南部のクリニツィ・ズドルイで、例年の経済フォーラムが開かれ、政治家、専門家、企業化が参加した。

ヤツェク・チャプトヴィチ・ポーランド外相は、このフォーラムでのウクルインフォルムの記者に対するインタビューで、ポーランド・ウクライナ関係、ウクライナの国際的展望、対露制裁の今後の運命についての自らの考えを述べた。

「ポーランドは、ウクライナのEU加盟を期待している。」

大臣、クリニツィのフォーラムの際、ステパン・クービウ・ウクライナ第一副首相が、「3つの海イニシアティブ(Three Seas Initiative)」がウクライナ抜きであってはならないと述べました。大臣は、ウクライナのこのプロジェクトへの将来の参加展望について、どのように評価されますか。

このイニシアティブのもっとも重要な点は、全ての参加国が欧州連合(EU)加盟国であることです。ウクライナがEUに加盟していたら、もちろん、このイニシアティブへのウクライナ参加は喜ばれたでしょう。しかし、これはバルカンの国にも言えることですが、例えば、セルビアが「3つの海イニシアティブ」に入っていないのは、同国がEU加盟国でないからです。このイニシアティブは、EU枠内のもので、EU内のインフラ発展を目指したものなのです。

しかし、もちろん、「カルパチアのヨーロッパ」のような他のイニシアティブもありますし、そこには協力のための制限は一切ありません。

私は、ウクライナは欧州・欧州大西洋統合の支持を受けていると思っています。ポーランドでは、私たちは、将来ウクライナがEU加盟国となることを期待しています。

ウクライナ大統領は、ウクライナ憲法にEUと北大西洋条約機構(NATO)加盟を義務項目とする改正のイニシアティブを始めました

それはウクライナの国内のことで、私には、政治家の個別の決定にコメントするのは困難です。一方で、ポーランド側からの展望を言えば、私たちは、ウクライナ社会が欧州統合・欧州大西洋統合を支持していることを非常にうれしく思っています。私たちは、EUとNATOという、自由で民主的な国からなる一つの家族の中で、(編集注:ウクライナと)一緒にありたいと思っています。ですから、ウクライナの領土一体性、自決権、主権、EUとNATOに加盟する権利をとても強く支持しているのです。ウクライナが自らの選択をするなら、ウクライナには自らの政治的道を選ぶ権利がありますし、私たちはそのウクライナの選択を擁護していくでしょう。

「対露制裁問題では、ポーランドはウクライナの側に立っている。

現在のウクライナ・ポーランド関係の状況をどう評価しますか。

ウクライナへの地政学的支持とウクライナとの協力については、私は肯定的に評価します。一方で、共通の歴史と、その解釈に関するテーマもあり、私たちは少し時間を必要としています。

私たちは、ウクライナ領で第二次世界大戦中に亡くなったポーランド人の遺体の発掘等の問題を解決したいと思っています。私たちは、この問題につきウクライナ側からの同意を得られていません。

私は、これらの問題を解決すること、そして、これら両国の複雑な歴史問題を落ち着いて話し合うことを望んでいます。

大臣の考えでは、EU内の対露制裁の次回延長の協議は難しくなると思いますか。

現時点で、EU加盟国間には、ロシアが自らの態度を改めず、国際法違反を止めない限り、そして、ミンスク諸合意が履行されない限り、制裁解除の根拠は存在しない、という同意があります。これが私たちの立場です。もちろん、ロシアとのより緊密な協力を望んでいる他の国の考えも聞こえています。しかし、この問題に対して、私たちはウクライナの側に立っています。

ユーリー・バナヘヴィチ、クリニツァ・ズドルイ~ワルシャワ

写真:MSZ

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