ウクライナ全土で緊急停電
ウクルインフォルム
ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は28日、現在ウクライナ全土での電力不足により、緊急停電が実施されていると発表した。
ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントで伝えた。
発表には、「11月28日の急速な電力不足上昇の結果、ウクライナ全土で緊急停電が実施されている。複数の発電所のユニットの緊急停電が電力不足増加の原因となった」と書かれている。
さらに同社は、天候条件から来る電力消費増を背景に、電力不足は現在27%となっていると伝えた。また、緊急停電の原因を取り除いた後、ユニットが再稼働し、そうすれば電力不足が減少し、消費者への停電の規模の縮小すると説明した。
同社は、制御された緊急停電は電力システムに均衡をもたらし、ネットワーク上の緊急事態を予防できると指摘した。さらに、電力システムの不足は、これまでのロシア軍による電力インフラへの7回の大規模ミサイル攻撃によるものであり、修理作業は24時間体制で行われていると伝えた。