ウクライナの電力不足は約20%=電力事業者
ウクルインフォルム
ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」は、27日11時の時点で、ウクライナの電力需要の約80%を満たしており、不足は約20%だと発表した。
ウクルエネルホ社がフェイスブック・アカウントにて報告した。
ウクルエネルホ社は、「ロシア人の7度目のウクライナ電力インフラへの攻撃の後、電力システム復旧が続いている。11時時点で、電力事業者は、冷え込みとにより徐々に高まる需要の約80%を満たしている。この80%の内、重要インフラが消費しているのは約10%に過ぎず、残りの電力は消費者への電力供給のために使われている」と伝えた。
また同社は、現在のような条件下であれば、地域毎の電力分散システム運営企業のオブルエネルホ社が、消費者への電力供給制限を平等に行うことができると指摘しつつ、計画停電は、約20%の電力不足によって引き続き行われていると説明した。
さらに、同社は、オブルエネルホ社が州毎に電力消費上限を設けていることを喚起した上で、同社が適用する停電を緊急停電にするか計画停電にするかを独自に決めていると伝えた。
なお、ウクルエネルホ社は、前日26日11時の時点では、ウクライナの電力不足は約25%だと発表していた。