ゼレンシキー大統領とゲオルギエバIMF専務理事が電話会談 中銀の独立を協議

ゼレンシキー大統領とゲオルギエバIMF専務理事が電話会談 中銀の独立を協議

ウクルインフォルム
14日、ゼレンシキー大統領は、ゲオルギエバ国際通過基金(IMF)専務理事と電話会談を行い、次期中央銀行総裁任命などにつき協議を行なった。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、「私たちは、ウクライナの困難な時期にIMFが提供する包括的サポートを高く評価している」と発言した。

大統領は、IMFとの新しいスタンドバイ方式の金融支援プログラムでの活発な協力の継続はウクライナにとっての重要な優先課題だと述べた。

大統領は、銀行分野代表者が提案した人物からウクライナ中央銀行の新総裁候補のリストを作ったとし、週内に最高会議に提案すると述べた。

加えて大統領は、中央銀行は政府とともに均衡ある通貨・金融政策を実現し続けるべきだと主張し、「中央銀行の活動に関する議論は、政治的要素が排除されるべきだ。そのような要素は、同銀行の機構上能力と独立に否定的影響を与え得る」と発言した。また、大統領は、中銀総裁選出の主な基準は専門性、公正性、欠点のない評判だと指摘した。

また、同電話会談については、同日IMF広報室も声明を発表している

発表によれば、ゲオルギエバIMF専務理事は、「ウクライナ中央銀行の改革とその過去5年間の結果は、ウクライナにとって明確なサクセス・ストーリーである。独立した中央銀行は、マクロ経済の安定性を助け、投資家の信頼を支え、金融システムを守っている」と発言した。

専務理事は、これら全てが「投資と成長にとっての決定的な前提である」と強調した。

専務理事はまた、信頼された中央銀行の政策がウクライナ経済の安定化を促進してきたと強調するとともに、詐欺によって破壊された金融セクターを成功裏に浄化できたのも、中央銀行の活動のおかげだと指摘した。

加えてIMF専務理事は、「ウクライナ中央銀行の独立の維持はウクライナの利益に適うものであり、それはIMFが支持する現行のプログラムの要件でもある。私は、ゼレンシキー大統領に対し、健全な通貨・金融政策を維持するよう呼びかけた。これら政策は、より強力な投資と包括的成長への鍵である」と発言した。


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