EU、5億ユーロの対ウクライナ財政支援を採択

EU、5億ユーロの対ウクライナ財政支援を採択

ウクルインフォルム
欧州連合(EU)は、ウクライナに対して、第4回マクロ財政支援プログラムの一環で、5億ユーロの拠出を採択した。今回の拠出により、2014年以降にEUがウクライナに供与した財政支援は38億ユーロとなり、EUによる一パートナー国への拠出額としては最大。

29日、欧州委員会ウェブサイトにて発表された

発表にて、ヴァルディス・ドンブロウスキス欧州副委員長は、「ウクライナは、欧州の議題であり続けている。私たちは、より強靭な経済を建設するためのウクライナの改革議題をサポートするべく、特にこの危機の時期、政治的、財政的、技術的支援を継続している。ウクライナが第4マクロ財政支援プログラムにおいて必要な改革指数を達成したため、私たちは5億ユーロを拠出する準備をしている。また、パンデミック(世界的流行)の被害克服のための隣国支援の一環で、私たちは、ウクライナに対して12億ユーロ規模の緊急マクロ財政支援も供与する」と発言している。

発表には、2回目と最新のマクロ財政支援トランシュは、ウクライナがEUとの間で合意していた12の政治行動を履行したことで可能になったものだと説明されている。その中には、汚職や資金洗浄との闘い、国家財政管理、銀行セクター、エネルギー、保健、社会政策の分野の重要な方策を含むとのこと。欧州委員会は、ウクライナが国際通貨基金(IMF)との間で新たにスタンドバイ合意を結ぼうとしており、そのために不可欠な方策の履行を成し遂げたことを指摘した。

今回の支援の財源は、低金利長期クレジットの形で拠出されるとのこと。同プログラムによる5億ユーロの1回目トランシュは、ウクライナは2018年12月に受け取っていると説明された。

また、欧州委員会は、この総額10億ユーロからなる財政支援プログラムは、2018年3月にウクライナからの要請を受けて欧州委員会が提案したものだと喚起した。


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