ポロシェンコ大統領、「リバリシク造船工場」売却へ
ウクルインフォルム
ツェホルコ・ウクライナ大統領報道官は、ポロシェンコ大統領が自身の所有する「リバリシク造船工場」を売却すると発言した。
同報道官がフェイスブックに書き込んだ。
同報道官は、「ペトロ・ポロシェンコ大統領の資産を管理するプライム・アセッツ・キャピタル財団は、『リバリシク造船工場』の国内の売却に関して基本的合意に達したと報告した」
同発表には、反独占委員会が承認し、形式上のプロセスが済めば、合意に署名が行われ、履行されることになるとのこと。
また、ツェホルコ報道官は、「2016年1月時点で、ポロシェンコ大統領は、自身が所有する最大の資産である『ロシェン』社をロスチャイルドの信託、評判の高い世界企業に渡した。昨年4月には、『ロシェン』社経営陣は、リペツィク・パティシエ工場(編集注:ロシア)を閉鎖し、生産を終了した。クリミアでは、セヴァストーポリ海洋工場が占領者に接収された。対立者が無根拠に述べている『ロシアにおける農業・でん粉ビジネス』なるものは、ペトロ・ポロシェンコには存在しない」と書き込んだ。
なお、「リバリシク造船工場」は、1862年に創立され、船舶とアンカーボルトを製造していた。同社の最終所有者は、2017年時点で、ペトロ・ポロシェンコ大統領とイーホル・コノネンコ最高会議(国会)議員(BPP党)である。