2月23日の露占領軍停戦違反20回、宇軍人1名死亡、民間人1名死亡=統一部隊
東部情勢
ウクルインフォルム
2月23日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、停戦合意に20回違反、ウクライナ軍人が1名死亡、2名負傷、民間人が1名死亡した。
24日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた。
発表には、ザイツェヴェ近郊(82ミリ口径迫撃砲)、クラスノホリウカ近郊(120ミリ口径迫撃砲)、ピスキー近郊、シュミー近郊、プウリチェピリウカ近郊、カテリウニウカ近郊、アウジーウカ近郊、ルハンシケ近郊、ゾロテー-4近郊、ミロニウシキー近郊、フヌートヴェ近郊、パウロピリ近郊、ノヴォセリウカ・ドルーハ近郊にて攻撃を確認したと書かれている。
ザイツェヴェ近郊でのロシア占領軍の攻撃により、ウクライナ軍人が1名死亡、1名負傷、ピスキー近郊での狙撃により1名負傷したと書かれている。
これらの攻撃に対してウクライナ軍人は反撃を行なったと書かれている。
さらに、広報室は、23日、ロシア占領軍のルハンシク州フチル・ヴィーリニーへの攻撃にて、民間人1名が死亡したと伝えた。
発表には、「2月23日、ロシア武装集団は、またしてもシニカルに停戦に違反し、我々の地点を禁止された兵器で攻撃するばかりでなく、ルハンシク州フチル・ヴィーリニーへも攻撃。占領軍は、民間人居住区への攻撃に無反動砲を使用した他、遠隔地雷設置を行なった。1947年生まれの民間人がロシア占領軍の攻撃を受けた。およそ17時25分、同男性住居敷地で地雷が爆発し、男性は重傷を負った」と書かれている。
男性には従軍医による治療がほどこされた後、医療施設へと搬送され、数時間による蘇生が行われたが、その後男性は死亡したという。
本件に関しては、テロ行為の兆候を受けた捜査開始のために、保安庁(SBU)へ証拠が送られるとのこと。