米国防省、ウクライナのために巡視船2隻発注=報道
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ウクルインフォルム
米国防省は、セーフ・ボート・インターナショナル社との間で巡視船Mk VIの建造に関する契約を締結したことを発表した。その内2隻は、ウクライナに引き渡される。
ニュースサイト「ディフェンス・エクスプレス」が報じた。
報道には、「米国防省は、セーフ・ボート・インターナショナル社との間で、巡視船Mk VI建造の契約を締結したことを発表した。同省発表によると、契約金額は1996万ドルであり、特にウクライナのために建造される2隻の巡視船も定められている」と書かれている。
また、引き渡しは、対外有償軍事援助(FMS)プログラムの一環で実施されるものだという。全体で16隻のMk VIの建造が定められており、その一部が、支援の一環で引き渡されるのだと書かれている。
なお、2020年夏、ドミトロー・クレーバ外相は、6隻の巡視船の支払いが米国政府によって行われ、残りはウクライナ海軍が国防予算によって獲得することが可能だと初右舷していた。
Mk VIは、米国の最新の巡視船であり、これまでは米国のためのみに建造されていたもの。2015年から2018年にかけて、米国防省は、同船を12隻発注している。