ロシア軍の緊急戦闘対応能力点検にウクライナ外務次官がコメント
ウクルインフォルム
ロシア連邦国防省が17日に発表したウクライナ国境付近でのロシア軍の戦闘対応能力の緊急点検実施につき、ボドナール・ウクライナ外務次官は、「力による脅迫以外には解釈しようがない」とコメントした。
ボドナール外務次官がツイッター・アカウントに書き込んだ。
ボドナール次官は、「私を人騒がせだとか取り乱しているとか言うのだけはやめてほしい…。特に私たちの国境においての、そのようなロシア連邦軍の突然の戦闘対応能力点検は、『力による脅迫』以外には解釈しようがない。私が誤っているなら、法律専門家に私の発言を修正させると良い。ただ、昨日誰かが、攻撃計画などないと言っていたのだけどね…」と書き込んだ。
Тільки не називайте мене алярмістом чи панікером...
— Vasyl Bodnar (@VasylBodnar) July 17, 2020
Такі раптові перевірки боєготовності військ РФ, особливо на нашому кордоні, не можна трактувати інакше, як "погроза силою". Хай мене юристи виправляють, якщо я помиляюся. А вчора хтось говорив, що агресивних планів немає... https://t.co/SU3ViaTpog
これに先立ち、17日、ロシア連邦のプーチン大統領は、ウクライナとの国境付近の南部・西部軍管区の同国軍の線対応能力の緊急点検を実施する大統領令を発出した。同点検は、約15万の人員、26820個の兵器・軍事機器、414の航空機、106の艦船が対象となるとのこと。
なお、ロシア連邦のアンドレイ・ルデンコ外務次官は、最近のタス通信へのインタビュー時に、ロシアにはウクライナに対する攻撃計画などないし、あり得ないと発言していた。