3月10日の露占領軍攻撃17回、宇軍人3名死亡、9名負傷 輸送車に対戦車ミサイル被弾
東部情勢
ウクルインフォルム
3月10日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、統一部隊側を17回攻撃し、ウクライナ軍人3名が死亡、9名が負傷した。
11日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた。
発表には、作戦戦術部隊「スヒード(東)」展開地域で受けた攻撃は8回、具体的には、ピスキー近郊(3回)、ノヴォセリウカ・ドルーハ近郊(82ミリ口径迫撃砲10発等)、アウジーウカ近郊(82ミリ口径迫撃砲5発等)、ヴァシリウカ近郊、パウロピリ、シローキネ近郊(82ミリ口径迫撃砲11発)にて攻撃を確認、作戦戦術部隊「ピウニチ(北)」展開地域で受けた攻撃は9回、具体的には、オリホヴェ近郊(2回、120ミリ口径迫撃砲10発、82ミリ口径迫撃砲5発等)、ヴィーリニー集落近郊(82ミリ口径迫撃砲10発等)、ノヴォオレクサンドリウカ(120ミリ口径迫撃砲2発等)、ルハンシケ近郊(82ミリ口径迫撃砲9発等)、ミロニウシケ近郊(120ミリ口径迫撃砲2発)、ノヴォルハンシケ近郊、ザリーズネ近郊、ノウホロツィケ(82ミリ口径迫撃砲4発等)にて攻撃を確認したと書かれている。
統一部隊側は、敵からの全ての攻撃に対して適切な反撃を行なったとのこと。
加えて、10日、敵は兵力等引き離し第3地点「ボフダニウカ~ペトリウシケ」の圏内にてグレネードランチャーと銃による挑発的攻撃を3回行なったと書かれている。統一部隊側は、これに対する反撃は行なわなかったとのこと。
更に、同日、ピスキー近郊の統一部隊の軍用輸送車がロシア占領軍側から対戦車ミサイル・システムによる攻撃を受け、その結果、ウクライナ軍人1名が即死、その後もう1名が被弾時の怪我により死亡、計8名が負傷したと発表された。
また、その他の地点で受けた攻撃で、ウクライナ軍人1名が死亡、1名が負傷したと発表されている。