ドニプロ市病院で、重傷の軍人が死亡
ウクルインフォルム
メチニコフ記念ドニプロペトロウシク州立病院にて、リヴィウ出身の軍人が、戦闘での負傷のため5日間治療を受けていたが、22日死亡した。
23日、同病院のオレクサンドル・トルバイェウ副院長がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
投稿には、「脳神経外科手術が続けられ、蘇生をめぐる困難な闘いが続いていた。日夜、医師は、彼が改善することを期待し、生き延びることを信じ、あらゆる可能なこと、不可能なことを行ってきた。残念ながら、今回は、死の方が強かった。ロマン氏の心臓は、午後11時15分に停止。悲しく、苦しい。英雄に永遠の栄光あれ」と書き込んだ。
48歳の軍人であるロマン氏は、ルハンシク州クリムシケ町近くでロシア占領軍の攻撃で頭部に重傷を負っていた。主治医のセルヒー・リジェンコ氏は、「深夜2時、銃弾が経験ある軍人に当たった。頭部を貫通したのだ。(銃弾は)右目の上部に当たり、左側こめかみに貫通していった」と説明した。
5月18日、ロマン氏は、病院へ到着するとすぐに蘇生室へ入れられた。ロマン氏は、深昏睡状態にあり、人工呼吸器がつけられていた。4時間の手術を受けると、若干の回復が見られ、こん睡状態のレベルが下がっていた。