ユルチェンコ容疑者、保釈金支払い 未決囚予防措置変更
ウクルインフォルム
最高会議(国会)議員であり収賄容疑のかかっているオレクサンドル・ユルチェンコ容疑者は、約310万フリヴニャ(約1150万円相当)の保釈金を支払い、未決囚予防措置を逮捕から特別義務に変更した。
25日、特別汚職対策検察(SAP)のオリハ・ポストリューク広報担当がウクルインフォルムに伝えた。
ポストリューク氏は、「彼のための保釈金が支払われた後、昨日、ユルチェンコ氏は拘置所を出た」と発言した。
これにより、ユルチェンコ容疑者の未決囚予防措置は、逮捕から特別義務へと変更となる。同容疑者には、滞在場所のわかる電子ブレスレットが装着された他、捜査官による出頭要請に一度で応じること、居住地変更の報告、国外渡航用旅券の提出、証言者との接触の禁止の義務が課された。
これに先立ち、17日、特別汚職対策検察(SAP)がオレクサンドル・ユルチェンコ最高会議議員に収賄容疑を伝達。これを受け、22日、高等反汚職裁判所は、ユルチェンコ最高会議議員の未決囚予防措置につき、保釈金を設定した上で逮捕することを決定していた。