ウクライナ南部ミコライウ市長、3日朝のロシア軍のミサイル攻撃の被害動画を公開=各地情勢

ウクライナ南部ミコライウ市長、3日朝のロシア軍のミサイル攻撃の被害動画を公開=各地情勢

写真・動画
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面的侵略を続けるロシア軍は、3日朝に南部ミコライウへミサイル攻撃を行った。シェンケヴィチ同市市長が同攻撃の被害を写した動画を公開した。

シェンケヴィチ市長がテレグラム・チャンネルにて動画を掲載した

シェンケヴィチ氏は、「スーパーマーケットが破壊され、集合住宅、薬局、複数の店が損傷した。また、2弾は、乗馬・スポーツ学校の敷地に着弾した。建物の窓が吹き飛んだ。幸いなことに、職員も動物も負傷していない」と伝えた。

同氏は、ミコライウ市への攻撃は、暫定情報ではC-300によるものだと指摘した。

また、地元ニュースサイト「ニクヴェスチ」が被害の写真(ウラダ・リベロヴァ、コスチャンティン・リベロヴィー撮影)を公開した。

その他、各地の軍行政府の3日8時時点の情報にもとづく報告書の概要は以下のとおり。

スーミ州(北部):朝からロシア軍はクラスノピッリャ共同体を火砲で砲撃。犠牲者・破壊情報確認中。2日、ロシア軍は、エスマン共同体、ホチン共同体、スエレディノ=ブド共同体を砲撃。犠牲者・破壊なし。

チェルニヒウ州(北部):夜間、ロシア軍は、ノウホロド=シヴェルシキー地区の村の近くを砲撃。犠牲者・破壊なし。

ドニプロペトロウシク州(南部):ロシア軍は、クリヴィー・リフ地区の共同体2つを火砲で砲撃。アポストロヴェ共同体では犠牲者と破壊なし。ゼレノドリシク共同体では、ヴェリカ・コストロムカ村にて幼稚園と教会が損傷、電線が切断。村は停電となった。

ハルキウ州(東部):今朝、ロシア軍がハルキウ市を複数回砲撃し、ノヴォバヴァルシキー地区とホロドノヒルシキー地区のインフラ施設、産業施設が破壊された。ハルキウ州内では、敵はボホドゥヒウ地区とチュフイウ地区が砲撃された。犠牲者なし。ボホドゥヒウ地区では、農業ビジネスの倉庫と民間家屋が炎上。チュフイウ地区では、教育機関の倉庫設備が炎上した。

ルハンシク州(東部):夜間。ロシア軍は、迫撃砲で3回、多連装ロケットシステムで6回砲撃。過去24時間で、敵はドネツィク州との行政境界線上にある8つの自治体を空爆した。ロシア軍は、同時に複数の方角から攻撃している。過去24時間。ウクライナ軍は9回の襲撃の試みを撃退した。

ドネツィク州(東部):前日。ロシア軍は、アウジーウカ、バフムート、カルリウカ、クラスノホリウカ、マルインカを砲撃。州は、ガス供給が止まっており、水と電気の供給も一部的に停止。義務的避難が継続。過去24時間、ドネツィク州では、住民4名が死亡、7名が負傷した。

ミコライウ州(南部)その他:今朝、ハリツィノヴェへの敵の砲撃にて住民1名が負傷。夜間、ロシア軍は、ラジスニー・サドを砲撃。犠牲者なし。夜。ミコライウ州上空で巡航ミサイルを4弾(Kh-101、Kh-555)撃墜した。ベレズネフヴァテ共同体と隣接自治体への砲撃継続。

ヘルソン州(南部):州内の爆発と砲撃止まず、戦闘継続。ウクライナ軍は、ロシア軍からさらに7つの村を解放し、州内の解放された自治体数は現在53となった。2か月間にわたり、ヘルソン州の大半の地域にて携帯電話の通信やインターネットが不在。

他の地域は相対的に平穏だった。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-