柔道ビロディド選手、グランドスラム・アブダビ大会で優勝

アラブ首長国連邦(UAE)の柔道グランドスラム・アブダビ大会にて、24日、ウクライナの19歳のダルヤ・ビロディド選手が優勝した。

決勝戦では、スロベニアのマルシュ・シュタンガル選手との対戦だった。ウクライナ国家オリンピック委員会がフェイスブック・アカウントで伝えた

委員会の発表には、「止まらないダルヤ・ビロディド!グランドスラム・アブダビ大会では、48キロ級に出場した私たちのビロディド選手は、スロベニアのマルシュ・シュタンガル選手に一切のチャンスを与えることなく勝利した。わずか1分強、それだけで対戦相手は『ウクライナのアナコンダ』による、畳の上での『強烈な抱擁』に敗れたのだ」と書かれている。

なお、ウクライナのダルヤ・ビロディド選手は、2018年のバクーでの世界選手権の際、自身初めての金メダルを17歳11か月で獲得。同選手は、今年の「日本武道館」での世界選手権でも、渡名喜風南選手を下し、18歳11か月で二度目の世界チャンピオンとなり、柔道会の最年少記録を更新し続けている。