ボクシング:統一王者オレクサンドル・ウシク選手、トニー・ベリュー選手にKO勝ち

4団体統一王者であるウクライナのオレクサンドル・ウシク選手が全てのタイトルを防衛した。

4団体統一世界クルーザー級タイトルマッチにて、オレクサンドル・ウシク選手は、第8ラウンドでトニー・ベリュー選手(英国)をノックアウトで勝利した。これにより、ウシク選手は、クルーザー級世界チャンピオンWBC・WBO ・ WBA・IBF4団体統一王者の座を防衛した。

試合の運びは、7ラウンドまでは両者ほぼ互角であった。ベリューは、うまく防御し、要所で的確なカウンターを放っていた。一方のウシクは、徐々に攻撃速度を高めていき、8ラウンドに入ると一気に攻勢に転じ、試合を制した。ベリューはウシクの複数の強力なヒットを受けて、ダウン。レフェリーがノックアウトを認めた。

これにより、ウシク選手は、クルーザー級統一王者の座を防衛。ウシク選手は、今後の予定については述べず、家族とゆっくり休みたいとだけ伝えた。