キーウ歴史博物館で「日本の美」展が開幕
ウクライナのキーウ歴史博物館において、キーウと京都の姉妹都市提携55周年を記念した展覧会「日本の美から」が開幕した。
キーウ市行政府が発表した。
中込正志駐ウウクライナ日本国大使とクリチコ・キーウ市長が展覧会の開幕を発表した。
クリチコ氏は、ウクライナの観客にとって同展覧会は日本文化の豊かさ、調和の哲学、自然・人間・伝統への深い敬意を明らかにするものであると発言した。また同氏は、インスピレーションを与え、互いを結びつけ、より深く理解し合うことを助ける美でもあると述べた。
キーウ歴史博物館で展覧会「日本の美から」が開幕 写真:キーウ市行政府
クリチコ氏は、「このプロジェクトに特別な意義を与えているのは、京都からキーウに寄贈された南画派の日本絵画コレクションである。これらの作品は博物館コレクションの無価の資産であるだけでなく、私たちの都市間の長年にわたる友情の象徴でもある」と指示した。
同氏は、半世紀以上前に始まったこの友情は相互の敬意によって生まれ、文化的な対話を通じて強化されたと強調した。キーウと京都は、歴史的遺産を守り、芸術の世界を開き、未来の世代へ引き継ぐという意志に基づいたパートナーシップを発展させている。
博物館は、フェイスブック・アカウントで、展示は7つのテーマブロックで構成されており、それぞれが人間の内面的な道のりの示していると説明している。テーマは「春の目覚め」、「武士道」、「夏」、「秋」、「梅雨」、「冬」、「都市間の対話」である。本物の日本の文化財を通じて、四季の移り変わり、文化的伝統、精神的実践、そして何世紀にもわたって形成されてきた価値観を通じて日本を伝えているという。
来場者は、キーウ歴史博物館のコレクションから南画派の絵画、歌舞伎の人形、甲冑、茶道具、楽器、18世紀初頭の本物の日本刀を目にすることができる。
展覧会は10月25日まで開催される。