「ザルジュニー宇軍総司令官と会いたい!」男の子の夢叶う

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ウクライナ軍のザルジュニー総司令官は、自身と会うことを希望した少年イヴァンさんと面会した。

イヴァンさんの母親のオレーナ・ヴァルフォロメイェヴァさんがフェイスブック・アカウントで報告した

ヴァルフォロメイェヴァさんは、「今年、私たち皆にとって恐ろしく苦しいこの年に、私の子供に本当の年末の奇跡が起きた! 数週間前、社会政策局から私に電話がかかってきて、戦争で父親と離れてしまった子供のためのイベント『聖ミコライになって』に参加するよう招待された。私は、特に何にも期待していなかった。息子に願いを手紙に書くように提案した。私の息子は、父親が見つかること以外、何もお願いしなかった…。それから、ヴァレリー・ザルジュニー氏(編集注:軍総司令官)との面会も夢見ていると書いた。私は、その手紙をそのまま出したのだ」と書き込んだ。

すると、しばらくしてから彼女のところに電話がかかってきて、「ヴァレリー・ザルジュニー氏がイヴァンさんを面会に招待しています。聖ミコライからのプレゼントを渡すために彼を待っています」と言われたのだという。

ヴァルフォロメイェヴァさんは、「昨日、ヴァレリー・ザルジュニー氏が私の息子を抱きしめてくれた。多分、父親がそうしたであろうやり方で」と書き込んだ。さらに、彼女は、イヴァンさんはいつか必ずその写真を自分の父に見せるだろうと伝えた。また、彼の1番の夢はまだ続くが、しかし、彼には「あり得る全てのことを信じる」という最も価値ある気持ちが生まれたのだと説明した。

なお、12月19日、ウクライナでは「聖ミコライの日」が祝われる。この日、夜中に聖ミコライが子供たちの枕元にプレゼントを置いていくと言い伝えられている。また、例年は、町々で様々な聖ミコライ関連の行事が行われる。