ウクライナの100歳の女性、コロナ感染から快復

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西部チェルニウツィー市第1市営病院にて、100歳のマリヤ・ティホニウナさんが新型コロナウイルス感染症から快復した。

女性は、肺炎を起こし、しばらくの間酸素吸入を必要としていた。同病院のオレーナ・クラピヴィナ医師がウクルインフォルムの記者に伝えた。

医師たちは、ティホニウナさんの家族全員が3月上旬にCOVID-19に感染し、ティホニウナさんは2週間前から第1病院に入院していたと伝えた。

クラピヴィナ医師は、「ティホニウナさんは当時、中度の症状で、肺の30%がダメージを受けていました。その後、症状が悪化。数日にわたり、酸素吸入を受けていました。しかし、その後、症状が改善し、彼女の器官は素早く病気を克服しました」と伝えた。

医師は、ティホニウナさんには併存疾患があったが、彼女のような年齢の場合、それは珍しくないことだと述べた。

また、ティホニウナさんの快復の暁には、「私たちは、チーム全員で、マリヤ・ティホニウナさんのためにお祝いを計画し、花束を用意しました。こういうことは珍しいのです。私たちは大変嬉しいですし、彼女自身も退院の日をとても喜んでいます」と伝えた。

超音波診断は、回復の傾向を示し、PCR検査でも陰性となったとのこと。なお、ティホニウナさんは、以前は病院で看護師として働いていたという。彼女は、病院に入院するのは、生まれて初めてだと述べていたとのこと。