ウクライナの人口、2050年までに3000万人まで減少する見込み=研究所

人口統計学研究所は、ウクライナの人口は、中程度の予想減少速度の場合、2050年までに2900〜3000万人にまで減少するだろうと予想している。

人口統計学研究所のエッラ・リバノヴァ所長がニュースサイト「リーガ」へのインタビュー時に発言した

リバノヴァ所長は、「2014年までは、私たちは2050年には3600万人にまで減るとの評価していた。現在、私は、2900〜3000万人程度になると言うべきだと思っている」と発言した。

所長はまた、国外に年間に12か月未満滞在するする人物も含めた上でのウクライナに恒常居住登録がある国民の数(被占領下クリミア・ドンバスの住民を覗く)は現在、3800万人であると指摘した。

なお、2020年1月、ドミトロー・ドゥビレト閣僚会議相(当時)は、政府の実施したウクライナ人口調査の結果として、国内に居住している国民は現在3728万9000人だと発表していた。