ウクライナ大統領府前に「聖ミコライ広場」開設へ

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キーウ(キエフ)市内のウクライナ大統領府前には、12月19日の聖ミコライの日に向け、「聖ミコライ広場」の開設準備が進められている。

イベント企画者がウクルインフォルムに伝えた。

この広場は、年末年始の祝日の続くシーズンに一般訪問者向けにオープンする予定だという。企画者は、「敷地内には、スケートリンク、子供向けの昔話メリーゴーランド、聖ミコライの家、写真撮影ゾーン、クリスマスの食べ物を提供するフードコートが設置される。クリスマスのお土産も購入可能となる」と伝えた。

スケートリンクは、すべての訪問客が無料で利用可能となるとのこと。

この広場は、12月19日10時にオープンし、期間中は毎日10時から21時まで利用可能となるという。

利用者は新型コロナウイルス感染症対策防疫ルールを守る必要があると説明されている。

なお、ウクライナでは、12月19日は、聖ミコライ(ニコラオス)の日と定められている。聖ミコライは、外国のサンタクロースの役割に相当する歴史上の人物であり、この日、子供たちは聖ミコライからプレゼントを受け取ると言い伝えられている。