クリミアにて遺体で見つかった3歳児の葬儀開催 クリミア・タタール人政治囚の息子

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27日、被占領下クリミアにて遺体で見つかった、クリミア・タタール人政治囚ルスラン・スレイマノフ氏の息子である、3歳児のムサ・スレイマノフ氏の葬儀が開催されている。

市民記者ネットワーク「クリミアの連帯」がフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表には、「ムサ・スレイマノフさんの父親は、息子の葬儀に参加できない。彼は、シンフェローポリ第1拘置所に入れられているからだ」と書かれている。

クリミアの連帯は、シンフェローポリ近くのストロハニウカ村で開催される葬儀に人々が集まってきていると伝えた。

ムサ・スレイマノフさんは、24日に行方不明となり、捜索が行われていたが、26日に遺体で発見されていた

父親のルスラン・スレイマノフ氏は、物理教師であり、「クリミアの連帯」の一員として市民記者として活動していたが、2019年3月にロシア当局の大規模家宅捜索の際に拘束され、現在まで逮捕されており、政治囚となっている。ロシア側は、同氏にイスラム解放党に所属しているとの容疑をかけている。

26日、ゼレンシキー大統領は、プーチン露大統領との電話会談の際に、ムサ・スレイマノフ氏の死亡に関連して、ルスラン・スレイマノフ氏の解放を提起していた。