キーウ市にて「ベラルーシとの連帯の行進」開催 同国大統領選前に

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28日、キーウ(キエフ)市中心部にて、「ベラルーシとの連帯の行進」が開催された。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

今回の行進は、8月9日に予定されるベラルーシ大統領選を前に、同国にて起きている様々な状況に注意を向けることを目的としたもの。ベラルーシでは、ルカシェンコ大統領の選挙における潜在的対抗馬とみなされている人物が複数逮捕されている。

この逮捕を受けて、ベラルーシ国民数千人が各地で現体制に対して抗議を行なったところ、ベラルーシ治安機関が100名以上の参加者を拘束した。

写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム

キーウで開催された集会は、独立広場で始まり、その後フルシェウシキー通りの2013〜14年の尊厳革命(マイダン革命)時に亡くなったベラルーシ国民ミハイル・ジズネウスキ氏の記念碑にて黙祷を捧げた後、在キーウ・ベラルーシ大使館へ向かった。

集会参加者たちは、「ベラルーシに自由を!」「弾圧反対!」「政治囚に自由を!」「牢屋での拷問反対!」といったスローガンを叫んだ。参加者たちは、ベラルーシで現在起きていることに国際社会の注意を向けることを目的としていると述べていた。

参加者たちは、ベラルーシやウクライナを示す旗やシンボルを手にしていた。