今日はクリミア・タタール旗の日

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1991年6月26日、シンフェローポリ市にて、クリミア・タタール民族代議機関である第2「クルルタイ」の活動が始まった。第1「クルルタイ」は、74年前となる、1917年にクリミア・バフチサライ市で開催されている。

1917年、クルルタイがクリミア・タタール旗を採択した。ウクルインフォルムが伝える。

クリミア・タタール旗には、水色の背景と左上に黄色の民族章「タムハ」が描かれる。水色は、テュルク系民族の伝統的な色であり、クリミア・ハン国時代の旗にも使われていた。タムハは、クリミア・ハン国を治めていたギライ家の紋章であった。

2014年にロシア連邦によるウクライナ領クリミアの占領が始まり、クリミアの先住民に対する弾圧が強まると、クリミア・タタール系市民団体はクリミア・タタール旗の日の行事をキーウ(キエフ)をはじめとする大陸側ウクライナにて活発に行なうようになった。過去数年は、スローガン「二つの旗、一つの国」が使われている。

また、クリミア・タタール旗の日のお祝いは、ウクライナだけでなく、外国でも開催されている。