LGBT権利主張行事「平等の行進」 ソ連時代の像に虹の旗

動画

21日、キーウ(キエフ)市では、LGBT+の人たちの権利を主張する団体「キーウ・プライド」が、ソ連時代に作られた「祖国の母」像にLGBT+コミュニティのシンボルとなっている虹色の旗をドローンにて掲げた。

キーウ・プライドがフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表には、「キーウ・プライドは、ドロナリウムとサッチ&サッチ・ウクライナと共同で、キーウ上空に大きな虹の旗を広げた。この行動は、オンライン『平等の行進』の一部であり、市のプライドを象徴化したものだ。旗をつるしたドローンが、キーウ市中心を飛び回り、ウクライナの首都の有名な記念碑の周りと飛んだ」と書かれている。

また、今年の「平等の行進」はオンラインで行われたと伝えられた。イベントでは、グーグル・マップ上に閲覧者たちがLGBT+の人々の権利を主張するスローガンとともにマークや写真などを貼り付けていた。

なお、今年の「平等の行進」は、6月21日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染流行と防疫措置を受け、実施が延期されていた。

写真:DPA