被占領下クリミアでの新型コロナ感染確認件数515件

被占領下クリミアでは、5月27日時点で新型コロナウイルス感染(COVID-19)が515件確認されている。前日、新規に8件登録された。

27日、クリミア人権保護グループが伝えた

同グループは、占領政権の発表を参照して、5月27日朝時点で新規のCOVID-19感染がセヴァストーポリ市にて2件、シンフェローポリ市にて3件、アルシュト市、フェオドシヤ市、イェウパトリヤ市で各1件ずつ確認されたと伝えた。

これにより、これまでのCOVID-19確認件数の合計は、クリミア自治協和国内で355件(死亡11件)、セヴァストーポリ市で160件(死亡3件)となり、クリミア全体では計515件となっている。

クリミア人権保護グループは、占領政権の発表するCOVID-19確認件数は着実に増加していると伝えている。また、同グループは、モニターの結果として、占領政権の「公式」発表における感染確認件数と死亡事例数は実際より低い数字が出されていると考えられる根拠があるとの見方を示している。

写真:ATR