ハルキウ市の桜並木が開花 日本年で植樹

外交関係樹立25周年を記念して、2017年に実施された「ウクライナにおける日本年」の際にハルキウ市ゴーリキー公園にて植樹された桜並木の桜が開花した。

5日、ゴーリキー公園管理企業のアンドリー・クラウチェンコ広報担当がウクルインフォルムの記者に伝えた。

クラウチェンコ氏は、「3年前に、外交関係樹立25年の際の『ウクライナにおける日本年』にて作られた並木の桜が咲きました。当時、日本の公式代表者たちがハルキウに80本の桜の木を植えました。その後も、ハルキウ市民が『木を植えよう』キャンペーンにて更に16本植えています。現在並木の半分の木で開花しており、これから毎日他の木も咲いていくでしょう」と発言した。

また同氏は、「ピンク色は、日本で、そして朝鮮や中国でも、春の祝い、自然の芽生え、生のシンボルです。また、日本の桜は、伝統的に女性の若さと美しさのシンボルでもあります」と述べた。

同氏は、ただし現在は防疫措置実施期間なので、桜はパソコンやスマートフォンのモニターで楽しんで欲しいと指摘し、この桜は気候が良ければ5月中旬まで見られるだろうと伝えた。

写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム