新型コロナウィルス:保健省検疫班が中国からボリスピリ空港への飛行機を出迎え

中国南部の三亜市からウクライナのボリスピリ空港に到着した旅客機を、保健省検疫班が出迎えた。

23日、イーホル・クジン市民健康センター長代行が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クジン氏は、「今日午後1時、中華人民共和国三亜市から飛行機が到着し、保健省研究センターの検疫班が同機を出迎えた。乗客には追加的な方策は適用されていないが、しかし、乗員とともに、質問を行い、体の異状などないか確認を行なった」と発言した。

検疫班は、1月21日から毎日国境警備庁とともに中国からの直行便を迎えているとのこと。

同時に、クジン氏は、現在の新型コロナウィルスが広まっている武漢市とウクライナを結ぶ直行便はないと指摘した。

同氏はまた、欧州各国に新型ウィルスが到来するリスクのレベルを「中程度」と評価した。同氏は、「武漢市を旅行する者にとっての感染のリスクは中程度と定められている。欧州連合(EU)諸国あるいはその他の具体的国にウィルスが持ち込まれる、事例が輸入されるリスクも現時点では中程度と評価されている。これは、製品や旅行者の移動を制限するレベルではない」と発言した。