キーウ市内シナゴーグの壁に新しいミニ彫刻登場

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キーウ(キエフ)市内のブロツィキー・シナゴーグの外壁に、「キーウ」の名前が歴史上初めて記述された文書を模したミニ彫刻が設置された。

17日、ニュースサイト「夕暮れのキーウ」が報じた

報道には、「キーウ中心に、新しいミニ彫刻が登場した。ショタ・ルスタヴェリ通りのブロツィキー・シナゴーグの外壁に、ミニ彫刻『キーウの手紙』が設置された」と書かれている。

これは、市内の様々な場所にキーウの歴史を象徴するミニ彫刻を設置するプロジェクト「シュカイ(探して)」の一環で設置されたもの。今回のミニ彫刻は23個目のものになるという。

プロジェクト運営者のユリヤ・ベウゼンコ氏は、歴史家たちの見解では、「キーウの手紙」は、キーウの名前が初めて記された10世紀の文書になると指摘した。この手紙のオリジナルは、ケンブリッジ大学の図書館に保管されているという。

ミニ彫刻は、この手紙のコピーとなっている。手紙には、ヘブライ語でQiyyōbと書かれている。手紙には、他都市のユダヤ教徒たちに対して、殺害された兄弟の借金により投獄されたマル・ヤコバ・ベン・ハヌッキを救うための募金を求める内容となっている。

写真:夕暮れのキーウ