パリの全空港、ウクライナの首都名にKyivを使用へ

フランスの首都パリの全ての空港で、ウクライナの英語首都名にKyivが使用されるようになった。

在仏ウクライナ大使館がフェイスブック・アカウントにて伝えた

大使館フェイスブックには、「パリの空から良いニュースだ。今後は、全てのパリの空港の電子掲示板にKyivが表示される」と書かれている。

大使館が掲載している写真には、キーウ(キエフ)の箇所にKyivとKievが併記されている。

同投稿によれば、「パリ空港」グループが、ウクライナ大使館の要請を受け入れた結果とのこと。

これに先立ち、ウクライナ外務省は、2018年10月から、「CorrectUA」と題したキャンペーンを行っており、ウクライナの地名をソ連時代のロシア語にもとづいた表記から、現代の国家語であるウクライナ語にのっとった正式な表記である、Kyiv、Odesa、Kharkiv、Lviv、Zaporizhzhiaを使うことを各国公式機関や商業機関に呼びかけている。