拘束されたセイトムラトヴァさん、解放

ソ連時代からクリミア・タタール民族運動を行ってきた著名な活動家のアイシェ・セイトムラトヴァさんは、8日、クリミアとの行政境界線でロシア占領政権に一時拘束されたが、その後解放された。

9日未明、クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」のレファト・チュバロフ代表がフェイスブック・アカウントにて伝えた

同代表は、「伝説的な82歳のアイシェ・セイトムラトヴァさんは、今日ロシア占領者により、被占領下と大陸側ウクライナの間の行政境界線の通行を認められず、自宅に戻らざるを得なくなった」と書き込んだ。

チュバロフ氏によれば、ロシア占領者はセイトムラトヴァさんを1時間ほど拘束したのち解放したという。セイトムラトヴァさんは、シンフェローポリに戻ったとのこと。